最終更新日 2022年10月24日
最近デジタルマーケティングという言葉よく聞きませんか?
「なんとなく意味は分かるけど、具体的にどんなものなのか分からないな」
「うちの会社は中小企業だから縁がないかな」
そう思ってはいませんでしょうか?
実はデジタルマーケティングとは、決して大企業の専売特許ではなく、中小企業や個人事業主にこそ知っておくメリットが大きいものです。
この記事ではそのメリットやまず何をしたらよいかを、デジタルマーケティングを専門としている中小企業診断士がご紹介します。
デジタルマーケティングって何?
ここでは 『インターネットを通じてお客さんと接する手段』のことをデジタルマーケティングと考えていただければと思います。
最近多くの中小企業は自社のホームページやSNSのアカウントをもっていますし、みなさんのお勤めもしくは経営する会社でもお持ちではないでしょうか?
デジタルマーケティングというと、Web広告やSNS広告を打つことを思い浮かべてしまう方もいらっしゃると思います。
確かに広告を打つこともデジタルマーケティングの領域ではありますが、ホームページなどインターネット上でお客様との接点を持っていればもう既にスタートラインに立っていると言えます。
難しく考えずに少しずつ出来ることを増やしていきましょう。本ブログでは中小企業の経営とマーケティングに焦点を当てて有効と考えられる施策を紹介していきたいと思います。
どんなメリットがあるの?
デジタルマーケティング施策を打つメリットはいくつもありますが、多くの中小企業にとって一番大きなものは
『営業の負担を軽減できること』
だと私は考えています。
みなさんの会社でも、営業担当者は電話・メール・飛び込み営業などで、目標売上を達成するために日々アポイントを獲得する努力をされていると思います。
もしアポイントを取れても、実際に成約にむすびつくのはその中でもほんのひと握りというのはどこの営業現場でも同じでしょう。
私も新規開拓営業をしていた期間が長かったのでこれがどれほど大変か、そしてこのような地道なアポイント獲得に向けた活動が取引を拡大するうえでどれほど有効なことかはわかります。
そんな大変な営業現場で、もしみなさんの商品にすでに興味があるお客様の方から、ホームページの問い合わせフォームなどからアポイントをお願いされたら営業担当者は嬉しいと思いませんか?
もしホームページの拡充やデジタル広告の出稿などのデジタルマーケティング施策を適切に行うことができれば、上記のような状況を作り出すことも可能です。
(もちろんどんな施策をどのタイミングで打てば良いのかは、よく考える必要があります。)
営業担当者が優良な見込み顧客との商談の準備に集中できる、というのはデジタルマーケティングを導入する大きなメリットであるといえます。
デジタルマーケティングで使うツール群も、無料のものや月数万円で打てる広告など中小企業でも導入できる予算感のものばかりですので、安心して第一歩を踏み出してみましょう。我々が全力でサポートします。
まず何をすればいいの?
まずは自社でホームページをすでに持っているようであれば『Google Analytics』を使ってどんな人がどのくらいサイトに来ているのかを自分で把握してみましょう。無料で使うことができますし簡単に導入することが出来ます。業者任せにすることも、これからは辞めていきましょう!
(詳細な設定方法や分析方法は、別の投稿にて解説します。未設定の方はご覧ください。)
何年も前に作成したまま放置されているようだと、「新規の見込み顧客からするとまだ活動している会社なのか分からない」「ちゃんとしていない会社に見えてしまう」といった営業の妨げとなってしまう恐れもあります。
そのような場合は正しくホームページの内容を更新していく必要がありますが、何から手をつけるか決めるためにもまず自社ホームページの分析が重要です。
どのくらいの人が毎月ホームページに来てくれているのか、どのページをよく見てくれているのかが分かるようになります。
もし自社サービスについて紹介しているページがよく見られているようであれば、そのページを最新の状態にするなど次の打手が見えてきます。
業者にホームページ作成をお願いしている場合、『Google Analytics』を既に入れてくれているというケースもあります。
自社のサイトに既に設定されているかどうかは業者に聞くでも良いですし、ご自身でもすぐに入っているかどうか調べることが可能です。
この調べ方については、別の投稿にて解説します。
まだホームページを持っていないということであれば、今はコードが書けなくても簡単にホームページを作るツールがありますので、まずは作ってみましょう。私の知り合いの多くの診断士でも、ご自身で作っている方は数多くおります。
まずは一歩踏み出して見ましょう。今後も皆さまの顧客拡大・認知向上に向けて役立つ情報を発信していきます。